Occlusion

/ 不正咬合によるトラブル治療

01/About occlusion

不正咬合とは

【咬合】というのは、顎の動きに従って歯がどのように接触しているか、だけではなく、歯の接触様式によって顎がどう偏位されてしまうかといった実に複雑な挙動を示す領域です。人体の数多の骨がある中で、2つの関節を持った一つの骨というのは顎骨しかありません。

その顎骨は、頭蓋骨にぶら下がった状態に、咀嚼筋と呼ばれる4つの筋肉でその動きを決定しています。
また、どの関節にも硬い骨同士の接触を緩和しつつ潤滑な動きを実現するための軟組織を介しています。
顎関節においては、それを関節円板とよんでいます。

頭蓋骨に対して、これら全ての安静状態が得られた顎の位置 (正配置)を中心位(CentricRelation:CR) と名付けています。
このCRという位置は1点!! ここが定められないで歯の治療を行う事、またはその結果全てが”不正咬合” という事になります。

従って、Dawson Functional Occlusion では
① CRが取れる
② CRの位置において全ての歯があたっている
③ 歯を左右にずらした際、奥歯が離れる
この3点を治療の基本としています。

このことが達成できると 「歯が壊れない」 「顎が壊れない」「身体のバランスが整う」「美しく見える」という事になります。
※更に、リウマチ患者さんなど、 CRが取れないケースでは 『適応中心位』 という概念を備えて治療が行えます。
従って、顎関節症お手上げの症状・病状なのではなく治療ができます。

歯並びが悪い・噛み合わせの悪いデメリット
  • ブラッシングが不十分になり虫歯や歯周病になりやすい
  • 噛み合わせにより噛む力がしっかりと鍛えられない
  • 口の中に雑菌が繁殖し口臭が悪化する
  • 顎の突出、正中線のずれにより顔のゆがみの原因になる
  • 顎に負担がかかり顎関節症になりやすい
  • 噛み合わせが原因で滑舌が悪くなる恐れがある

02/Example

叢生(Crowded)
Before
After
Before
After
特徴 ①:歯ブラシが掛けにくいために虫歯になりやすい
②:顎の動きに干渉(ひっかかり)が起こり顎関節症を起こしやすい
③:審美的なコンプレックス

02/Example

開咬(OpenBite)
Before
After
Before
After
特徴 ①:奥歯だけが壊れる
②:常に奥歯の痛み・しみ・違和感を持っている
③:偏頭痛・肩こり・首こり・腰痛がある

02/Example

過蓋咬合(DeepBite)
Before
After
Before
After
特徴 ①:奥歯だけが壊れる
②:下顎前歯が摩耗する
③:顎関節症による開閉口時の痛み

02/Example

正中離開【臼歯早期接触&前方滑走】
Before
After
Before
After
特徴 ①:審美的なコンプレックス
②:昼夜の食い縛りが強い
③:頭痛・肩こり・首こり

02/Example

上顎前突症【類OpenBite】
Before
After
Before
After
特徴 上部症例:類OpenBite
下部症例:下顎前突症

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