顎のスペースの「退化(または進化?)により平常な萌出(ほうしゅつ)」はなかなか難しいです。
つまり、残している事で磨ききれない死角になります。
細菌の性質上、1匹いれば2匹へ、2匹いれば4匹へ、2のN乗ごとに増殖します。
従って、「抜かなくても大丈夫ですよ」と言える根拠が130%ないものと考えるべきです。
埋まっている親知らずでも、その多くが歯周病細菌の主な繁殖部位となっています。いてはいけない歯周病細菌種をRedComplexと分類します
また、咬合理論の観点から、最奥部位での咬合接触が、不正咬合をもたらすことがあります。
平常の萌出があることで、他の健全な歯を壊したり、顎関節症を呈(てい)する原因となります。
完全埋伏(まいふく)の難しいケースでも、平均20分程度で完了する処置です。
多忙を極める社会人の方たちの「痛い」「膿んでいる」「予防的に取っておきたい」において初診・即日の対応を希望される場合でも対応が可能です。
*ただし、3日間は激烈に膨張します。1週間は外科処置の関係で痛みを伴いますのでお気持ちの整理はなさってください。
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当院で、歯周病管理的に抜歯除去しなくても問題ないと判断できるケース
抜歯除去において神経損傷のリスクの点で25歳までの抜去を推進している論文
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